報復刑

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今回ご紹介する漫画は、報復刑という漫画です。漫画自体は分かりやすくいうと、犯罪に巻き込まれた被害者や、その家族たちの本当の復讐心をリアルに絵がている漫画です。

原作は、トータス杉村さんと漫画家さんで、結構グロいシーンも描かれています。でも、ある意味、社会性のある漫画でもあります。

今日は、そんな報復刑というリアルにありそうな新しい裁判制度と、その報復刑にまつわる人間ドラマを描いた漫画の感想や見どころを解説してます!

報復刑1巻

漫画名 報復刑
漫画家 トータス杉村
星で評価 3.5

報復刑とは?あらすじを解説!

報復刑」とは、読んで字の如し新しい国の裁判の制度を意味しています。

これまでの裁判員制度とは違い、被害者の人たちが加害者に報復できる制度。

「そんな制度が実際にあったら…」という被害にあった人たちの本当の復讐心を表した1話完結型の物語

 

報復刑の漫画を読んでいていて、特に、気になったのが最初の冒頭部分の説明部分です。

日本国民の考え

なんでも日本は、国民の85%が死刑制度を容認する特異な国と書かれています。

これを読んで、私の常識が変わりました。

注意書きとして「2010年の国の基本的法制度の世論調査」で行われた事が書かれていましたが、「日本国民って、死刑制度に対して結構肯定的な人が多いの?」ってビックリしました。

そう考えると、残虐に事件・事故が多くなり日本人一人一人の考え方が変わってきたら、この漫画で描かれている報復刑が現実になってもおかしくないかもしれません。

漫画は、どんな内容なの?

話はそれましたが、「漫画の内容はどんな感じなのか?」って気になる方も多いはず。

1話完結型なので、1話だけネタバレします。話のベースとしてはどれも同じ感じなので、下記のネタバレ記事を読んで想像してもらえればと思います。

 

まず報復刑1巻で紹介された最初の物語は「通り魔事件」がベースです。

大事に育てた娘が、通り魔にあって亡くなってしまう。しかも、加害者はヤンチャな若者が、お金欲しさで適当にコンビニで見つけた女性をターゲットに事件を起こす。

そして、亡くなった娘を持つ父が、その若者たちに報復刑を実行すると。

 

この1話を含め報復刑を読んでいて感じたのが、“結構リアルに自分の状況に置き換えらる”ということ。

これが、「もし自分の娘だったら・・・」と思うと報復刑は、

  • 被害者の辛さ・想い
  • 悔しい気持ち

リアルに表してる漫画で色々と感情移入すると辛くなり、悲しくもなる漫画です。

肯定的な考えが芽生える

報復刑では色んな報復の物語があり読んでいくにつれて、報復刑に対する肯定的な見方になってきます。

ただし、それぞれの事件・事故の被害者が色んな形で加害者に対して合法的に報復していきますが、報復をした後の虚しさも感じられる内容も多いです。

例えば、報復刑の物語で、愛する息子を亡くした男性が報復刑を実行する話があります。

ただ最後は、この男性も息子を追って天国に旅立ちます。その場面を読んだ後は、なんか報復をしても、結局は本当の解決策にはならないことが分かりました。

どの物語も最後には「なんとも言えない」そんな気持ちになります。しかも、内容的には重いので色々と考えさせられます

報復刑、正直な感想は?

報復刑の漫画は、結構「実際に起きた事件・事故がベースなの?」って思います。

リアルに起きてそうな事件・事故をベースに報復を行うストーリーが展開されています。

そして実際に、被害者一人一人が加害者に対して報復刑を利用して報酬するのですが、実際にリアルで被害にあったら「そういう気持ちなる」って思いながら毎回読んでます。

 

「胸がスカッとする」と言うよりも、実際に自分が被害者だったらって思いながら読んでる漫画なので色々と考えちゃいます

漫画自体も、

  • 結構グロいというか、
  • 痛そうなシーンや、
  • 少し残酷なシーンもあるので、

あまり、そういうのが嫌いな人にはお勧めできません。

報復刑1巻

漫画名 報復刑
漫画家 トータス杉村
星で評価 3.5