| 2003年11月 | |
| 生き抜いた!(高波淳) | せちやん(川端裕人) |
| 子育てれび すくすく育児ブック | マイドッグ手作りスタイル |
| 新撰組の謎(加来耕三) | 早わかり新選組(山村竜也) |
| 新選組(松浦玲) | ファイルの救出233の鉄則(佐々木康之) |
| 超私的まんが道2≪一冊入魂≫ | |
| ロボットボーイズ(七月鏡一+上川敦志) | . |
| 今も子どもの姿を夢に見る。「かわいい女の子だよ。髪の毛もふさふさしてあんたに似ているよ」。看護婦はこう言うと、声が出ないうちに赤ん坊の顔を押さえた。顔にガーゼをかぶせられ、足をばたばたさせたのを見た。それが我が子を見た最後だった。 | |
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ハンセン病元患者の肖像と軌跡 高波淳 草風館 2800円+税 |
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| 「ハンセン病国家賠償請求訴訟」のことは新聞やテレビなどで知っていました。原告が勝訴し、被告である国が控訴を断念したのももちろん知っていました。けれども、原告が実際にはどういうことで訴訟を起こしていたのか、どうやらそれが隔離とか差別に関することだろうということくらいしか、私は知りませんでしたし、とりたてて知ろうとも思いませんでした。どうせ国などというものはひどいことをするものだし、どこまでも責任を回避していくのだろうと想像していたのが、控訴しないということになり、その意外さを今度は当時の新首相のパフォーマンスとして納得しようとする、そういう受けとめかたしかしていなかったと思います。 そもそもこのハンセン病というのがどういう病気であるのかすら私は知りませんでした。映画『ベン・ハー』や、たしか『怪盗ルパン』シリーズのどれか、あるいは『カラマーゾフの兄弟』のイワンせりふのなか、また、未読ですがマンゾーニの『いいなづけ』にも登場する病気です。この病気のことで、いまも書き継がれつつあって、若いひとに人気のある有名な小説がかつて誤解を生む表現を訴えられもしたと記憶しています。 さて、それらのことがこの『生き抜いた!』という本ですべてわかるようになるかというと、そうはなりません。この点については後の方で書きますから、ちょっとおぼえていてください。 著者高波淳さんは朝日新聞のカメラマン。 「東京地裁に向かってください」──二〇〇〇年七月一八日午後、私は乗っていたハイヤーの中でそういい、進路変更をしてもらった。新聞社のカメラマンとして一日の撮影を終え、会社に帰る途中だった。車の中でその日が、東京地方裁判所で「ハンセン病東日本訴訟」の口頭弁論がある日だったことを急に思い出したのだった。もう夕方といってもいい時間帯だった。「すでに閉廷しているかもしれない。いまさら私が行って何になるのか?」そんな思いも頭をかすめたが、私は裁判所に行くことにした。ハンセン病訴訟の傍聴に行くのは、これが初めてだった。 高波さんは 「らい予防法」が廃止されたとき、私は同僚の書いた記事で隔離政策のもたらした人権侵害を知った。強制隔離による終生の拘束。肉親からの拒絶。子どもを生むことが許されずに行われた断種や堕胎手術…なぜ九十年もの長い間このような想像を絶する人権侵害が行われ、いまも偏見や差別が続いているのか。暗澹たる思いにかられた。 「らい予防法」が廃止されたのは1996年のことですが、それまで高波さんもこの問題についてはあまり知識がなかったわけです。 しかし、そのとき正直なところ私は「あまりに重すぎるテーマで自分からこの問題に関わることはできない」とも思ってしまった。重大な問題だが、自分からは関わり合いになりたくない、という方が正確だったかもしれない。ハンセン病というテーマの先にあるであろう、暗く重いものを予感して、気が重くなった。 幼い頃、祖父からであったろうか、「顔や手足が腐る病気」と聞かされたかすかな記憶がある。高校二年のとき「砂の器」という映画を見て、遍路姿の父子が浜辺を歩くシーンに涙した。大学時代、古書店でフランスのカトリックの作家フランソワーズ・モーリヤックの「癩(らい)者への接吻」という小説の翻訳書を見かけ、購入したが読むことはなかった。これが私の中に入力されていた「らい」のイメージあり、ハンセン病との数少ない接点だった。 というわけで、ここまでは私を含めておそらくたくさんのひとと同じだったんですね。でも、ここからがちがう。 新聞記者として隔離政策を知ってからもハンセン病問題に向き合うことなく、訴訟が起こされたことすら見落として過ごしてきた。 「差別」をめぐる報道に多少なりとも携わると、報道する側の無知から、あるいは「善意」と思い込んで報道した結果からでも、報道された側を傷つけ、トラブルを起こしてしまうことがある。私がハンセン病問題に積極的にかかわろうとしなかった理由のひとつには、そういう事態を避けたいという私自身の「保身」の気持ちもあったと思う。 こんな自分にジャーナリストとして関わる資格や力があるのか──はじめて裁判所へ向かった日、そんな迷いがあった。 この裁判の傍聴から彼の取材が始まりました。彼はたとえばこんな書きかたをしています。 証言台には、年老いた小柄な男性が立っていた。 「断種……」という言葉が耳に入った。 あるいは別の機会には、 この場で参加者たちは「スティグマ」という言葉を使って話し合っていた。烙印とでもいう意味だろうか。国が元患者にスティグマを押しつけて人格を破壊したということが議論になっているようだった。国家や社会が、元患者らに「劣った人間」としてのレッテルを貼り付ける。そうされた人々は本当に自分が「劣った人間なんだ」と思い込んでしまう。さらに「だから、どんなひどい仕打ちをされても仕方がない」とさえ思う……こんな風に議論は続いた。 夕方の懇親会で、近くに座っていた女性が顔に手を当てて泣いていた。入所者のFさんだった。 「昭和二六年、十六歳で強制収容されました。岡山駅に夜中に着いて、舟で邑久光明園に渡りました。待っていたのは強制労働でした……」。 Fさんは自分の名前を「本名です」といった。 強い偏見と差別の中、療養所の中でつけられた「園名」など、本名以外の名前を名乗らざるを得ない人が多いが、…… ここまでに引用したのは、この取材の全体を見渡した「ファインダーの中の日々」という20ページほどの文章からなんですが、このあとは「ハンセン病元患者の肖像と軌跡」として、元患者ひとりひとりに見開きの2ページを使って、左ページに写真、右ページに取材した文章が綴られるという形になります。 …………………… 「もういいですから」。炭俵二俵を背負って登り坂を歩き始めた鈴木さんに裁判官や弁護士はそういった。二〇〇〇年三月七日、ハンセン病東日本訴訟の現地検証で、半世紀前に体験した強制労働「炭背負い(すみしょい)」を再現した。 「特別病室」といわれた重監房の収監者の臨時配食作業もした。「初めて訪れたときは震えが止まりませんでした」という。幾重もの重い扉をくぐって達した独房には高さ約十五センチ、幅約五十センチの食事の差し入れ口があり、そこから死人のような手が伸びてきたという。(鈴木幸次さん) …………………… 「私には祖国はあっても故郷はない」という。韓国に生まれ、四歳のとき母に連れられ、茨城県内で土木事業をしていた父のもとへきた。十四歳で発病、多磨全生園の前身の全生病院に入った。左太ももに打った大風子油が化膿したとき「どうせまひしているんだろう」と看護士はその部分をハサミで切り込んだ。(国本衛さん) …………………… 素手で作業をして、痛めた手の指を看護士は「切った方が早く治るよ」と切断した。「手には感覚があるのに麻酔なんかかけなかった」という。 手術をしたのは医師ではなく婦長だった。「園に婦人科の医師なんかおらんかった。痛さと苦しさで死ぬと思った」。婦長が嬰児を引きだした。 「男の子ですよ」と子どもを見せた。手を動かし、声をあげて泣いていたが、婦長は「もういいでしょう」と、かねのお盆に乗せた子どもをうつぶせにして持ち去った。(アン・スーニンさん) …………………… 五〇年、駿河療養所へ転園した。その際、施設側に「政治活動をしない」との誓約書を書かされた。しかし、自治会長として積極的に活動した。施設側が倉庫の陰にひそかに監房を作った。これに抗議して座り込みをして、監房を使わせないようにした。(鈴木禎一さん) …………………… 可愛がってくれた父親が八七年、亡くなった。「帰ってくるな」と言われたが、葬式に駆けつけた。父の遺体にしがみつき「後継ぎできなくてごめんね」と泣いた。葬列の一番後ろからついていった。 その後、それまでしばしば面会に来ていた母に突然、「帰ってくるな」と言われた。(鷹志トキエさん) …………………… 「本名を名乗ることは人間回復につながる」。正子さんは信じて裁判に臨んできた。「裁判が終わったら本名に戻りたい」。そう言い続けて闘ってきた。(上野正子さん) …………………… 四三年一月にミエさんと結婚したが、同年五月、妊娠がわかり堕胎。七月には自身も断種手術を受けさせられた。「人間扱いじゃない」と憤ったが、らい予防法下では声を上げることもできなかった。(田中民一さん) …………………… 今も子どもの姿を夢に見る。「かわいい女の子だよ。髪の毛もふさふさしてあんたに似ているよ」。看護婦はこう言うと、声が出ないうちに赤ん坊の顔を押さえた。顔にガーゼをかぶせられ、足をばたばたさせたのを見た。それが我が子を見た最後だった。 実家から持ってきた五十円は入所と同時に取り上げられた。「預かり証を下さい」というと、代わりにブリキの「お金」を渡された。(玉城しげさん) …………………… 四八年、気管切開の手術を受けた。麻酔なしだった。痛みを訴えると医師は「そうか、痛いか」といってそのまま手術を続けた。左目を悪くしていた。五四年、強い痛みを訴えると、医師は「緑内障で眼圧が上がっている。このままだと右目にも移るから」と左目を摘出し、まぶたを切って縫いつけた。(澤田二郎さん) …………………… ほんの一部だけを抜粋して引用しました。しかし、高波さんが取材したのはこの本に載ったひとにとどまらないでしょうし、こうした元患者は全国にまだまだ多数いるはずで、しかも、「九十年もの長い間」ということを考えると、いったいどれだけのひとが犠牲になってきたのか、と思います。引用は文章だけなので、いっしょに写真をお見せできないのが残念です。 さて、上で私はこの訴訟が何を問題にしているのか、そもそもこの病気がどういうものなのか、などについてこの本を読めばすべてわかるようになるかというと、わからないのだといいました。わざわざ気になるようにそういって、それから高波さんが「こんな書きかたをしている」のだというふうにもいいました。 はじめにこの本を開いてからしばらくの間、私はいったいなぜこの本にはハンセン病とその訴訟についての概括的なわかりやすい説明がないのか疑問に感じていました。で、考えたのは、つまり、そういうことは読み手が当然すでに知っているはずのことだから、わざわざまたここで繰り返す必要がないと高波さんが判断したのだろう、ということでした。このことについて彼がなにも考えずにいなかったということはないだろうと思ってはいましたから、これは意図してのことなのだと。それにしても首をかしげました。そもそも高波さん自身が「らい予防法」廃止までなにも知らずにいたと書いているわけですから。次に考えたのは、この本の役割ということでした。ハンセン病関連の書籍はたくさんあるでしょうから、一般的な説明は他を当たるべきで、自分としては全体の一部を担うだけでいい、それがこの本のつとめだと考えた結果なのかもしれない。まあ、それはたぶんそうなんでしょう。しかし、それでもどうも納得がいかなかったんです。 納得のいかないままページをめくりつづけ、元患者たちの写真を見、文章を読んでいきました。何人ものひとが同じ経験を語ってもいます。重複をいとうことなく、まるでこの経験がこの本で初めて触れられるように書かれています。手術や堕胎や断種、強制労働、実家からの拒否などなど……。しかも、それぞれが短く断片的にしか伝えられていない。全体像が見えてこない。 そうやって読み進めていくうち、不意にわかったことがありました。そのとき私は午後からの出勤の日で、近所のスーパーに昼のパンを買いに行こうとして、横断歩道を渡りかけていました。突然はっとして、これまでの疑問が解けたと思ったのでした。まちがっていたのは私の方でした。 私が求めていた「概括的なわかりやすい説明」って何なんだ? おそらく本の冒頭あたりにこの病気の説明、それに対する国の政策、問題点、訴訟の経緯などが簡略に記されていたら、私はなるほどなるほどとうなずき、この後のページに来るものをどんなふうに見ていけばいいのか決めてしまっていたにちがいないと思うんです。ひとりひとりの元患者の写真と証言を前にしながらもののわかったひとのように「はいはい」ときいていただけではないかと思います。 しかし、実際にはなんの準備のないままにページをめくっていき、「これはなんなんだ、どういうことなんだ、どうしてこんなことになっているんだ」と、いくつもの断片をそのままに受けとり、断片をつなぎあわせてなんとか全体を理解しようと困惑しながらの読書をしたのでした。 おそらく高波さん自身がそのような形で取材をしていったにちがいないと思います。そして彼は読者にも同じ歩みを望んでいるのではないか。 あたりまえのことながら実は私にわかっていなかったのは、たとえば「ハンセン病の歴史」というとき、まずはじめにあるのがその歴史の全体ではないということです。まずはじめにあるのはひとりひとりの患者だということをわかっていなかった。それぞれの患者にそれぞれの体験があり、個別の体験をたくさん聞き取っていき、やがて見えてくるものこそが全体なんです。これをまちがえて「時事用語」的にまず全体を表面的にだけ理解してしまうと、今度は多数の個別の体験が逆に重さを失ってしまうことになりかねません。全体をわかった気になってしまうことで、個別の事例を目にしても驚きがなくなってしまうんです。これはとても恥ずかしいことです。今回のことに限らず、こういう順序をまちがえたままの思考や認識を私はたくさん抱えているとも思いました。 高波さんは、だから、上に引いたように「断種」ということばに驚き、「スティグマ」や「本名」を知っていく過程をそのまま読者に伝えようとするのだと思います。そして、写真。この写真のひとびとがそれぞれ高波さんのカメラの前に現実に立っていたわけです。そういうことを「概括的なわかりやすい説明」などにまとめることはできないんです。 高波さんはよい仕事をされたと思います。 |
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星を聴く人 川端裕人 講談社 1600円+税 |
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| 川端裕人氏は、以前紹介した『夏のロケット』や『竜とわれらの時代』『S.O.U.P.』などを書かれた作家さんです。科学ネタが得意な方なんですが、今回も宇宙がらみと言いますか、天体系とでも言いましょうか、やっぱり科学ネタです。 中学生の仲の良い三人組が、ある日雑木林のなかに佇む一軒の家を見つけます。その家には普通の家とは明らかに異なる形状の物が備え付けられていました。パラボラアンテナです。1960年代生まれの彼らにとってそのアンテナは「科学のにおい」がプンプンとする魅力的で妖しい存在でした。そして、その家に住む摂津知雄(せっつともお)=せちやんの天体に関する造詣の深さにそれぞれの角度から心頭してゆきます。 せちやんは今で言うSETI(知的異星人探査)を個人で行なっていました。主人公の“ぼく”はその手伝いを、友人二人はせちやんのもとで、彼の所蔵している書物、あるいはバイオリンにのめりこみます。しかしその様な少年時代はいつまでも続くものではなく、一人、また一人とせちやんのもとを去って行きます。 大人になり“ぼく”は社会で言うところの「成功」を手にします。しかし、少しずつ何かが崩れ始め、自分の居場所を無くしてゆきます。そこにせちやんの弁護士と称する者から連絡が入ります。 「遺産を相続する意志はありますか」 川端さんの作品は今まで読んだ作品を通して感じていたのは、あまり登場人物のこころの内面は踏み込んで描かない、と言う印象でした。『せちやん』はいままでよりその「こころの内面」という物が強く書かれているように感じました。冒頭で“科学モノ”と書きましたが、後半になると実はそんなに“科学”というわけでもありませんでした。ただ……この作品、最後まで読むとちょっとブルーになってしまうんですけど。 |
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すくすく育児ブック フジテレビ出版 1143円+税 |
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| 頑張るママを応援している「子育てれび」って番組、知ってる? フジテレビ・毎週火曜〜金曜の11時25分からの5分間の番組で、子育ての悩みや不安を先輩ママや専門家のアドバイスで解消してくれる。短いんだけど、とってもお得。ついこの間もインフルエンザの予防接種は11月中にしないとダメ≠ニいった子育てママにとって今欲しい情報を取り上げていました。 そんな番組が放送1周年を迎えて、今まで扱った情報をまとめた本を出しました。 子供の病気や歯みがきの方法、しつけ、遊びなと専門家のアドバイスだけでなく、先輩ママのアイデアなどもたくさん載っているので、育児に悩んでいるママにはオススメの本です。この本を読んで育児は大変≠ナはなく、子育ては楽しい≠ナ頑張ろう! |
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マイドッグ手作りスタイル 学研 1100円+税 |
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| かわいい愛犬にアクセサリーやお散歩グッズなど何でもいいから手作りしてあげたい、でもどう作ればいいのかわからない、そんな方におすすめです!とってもわかりやすい作り方を紹介しています。手作りなので愛犬の毛色やイメージに合わせて色を変えて作ることができます。手作りの内容はアウトドアグッズ・インドアグッズ・パーティアクセサリーの3種類に大きく分かれていて、ビーズネックレスや服、リードや車の中でも使えるキャリーバッグ(車内シートになる)まで豊富な品揃えです。特にリードは絶対におすすめです。愛犬の名前を刺繍したりリードの裏側にひと工夫して迷子札を入れたり、おしゃれでとても機能的だと思います。巻末には特別付録として型紙(アップリケ・おもちゃ・フリースベスト・シャツカラー・クッション・レインベスト・エプロン等)が付いています。ぜひ世界にたったひとつの作品を作ってかわいい愛犬にプレゼントしてはどうでしょう。 ps ちなみにp38〜39のバスローブもめちゃくちゃかわいいです。 ☆アウトドアグッズ ○ボタン付きカラーリード・ボタンチョーカー・ボタン付き手さげバッグほか ○花模様のボタンチョーカー・ドッグフード風ねんどチョーカーほか ○フリースのペアベスト・フリースのなんでもポーチ ○トリミング付きフリースベスト・フリンジ付きフリースベスト ○フリースおもちゃ・フリースパッチワークマット・フリースリボン編みバッグほか ○ナイロンキルトのウエストポーチ・ラミネートクロスのマット・水入れほか ○オリジナルリボンのチョークカラーリード・ぷくぷく模様のリボンカラー ○オリジナルリボンのチョークカラーリード・リフレクターカラーほか ○ワンちゃんにも飼い主さんにも、安全で安心なものを・・・ ○ナイロンキルトのナイロンバッグ・アジアンノットのストラップほか ○三つ編みリード・チョークカラー ○リバーシブルレインコート・リバーシブルエプロン ☆インドアグッズ ○3ウェイキャリーバッグ ○フリースおもちゃ・フリースパッチワーククッション・フリースパッチワークマットほか ○パイルバスローブ・パイルスヌーズ・パイルキルトマット ○ナイロンキルトの組み立てベッド・レースリボンカラー・リードほか ☆パーティアクセサリー ○フリースマント・ブルー・パールのビーズチョーカーほか ○ベル付きビーズチョーカーほか ○お花のチョーカー ○蝶ネクタイ・シャツカラー |
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加来耕三 講談社文庫 714円+税 |
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| 幕末最強剣客集団の意外な一面とは? 来年の大河ドラマ作品と言うだけあって、ここの所沢山の【新選組】関連の書籍をあちこちの出版社が発行し、店内のあちこちで目にします。興味を持ったもののどれを購入したら良いのか判らないと悩む諸兄も多いのでは無いでしょうか? 今月はそんな方のために私が読んで「これは」と思った物をピックアップしてみました。 他の新選組関連書籍が【清河八朗が幕府への浪士組創設〜情況】辺りからの解説を始めているのに対し、本書は【天然理心流の歴史背景】、【文豪・夏目漱石と新選組の意外な関係】等が取り上げられておりちょっとアプローチの仕方が変わっていて同様の『謎本系』の中ではかなり楽しめました。 終章【Ifの幕末維新史】では、史実では有り得なかった幻の対決や維新のキッカケとなった「あの事件が起こらなければ?」をシミュレート、ワルノリ気味かも知れませんが、【赤穂浪士VS新選組】戦ったらどちらが強いか気になりませんか? 今回のオススメ度 ★★★★☆(この値段でこのボリューム、写真などのビジュアル面での資料は乏しいものの、情報総数でゆけば得した感じを受けます。) |
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山村竜也 日本実業出版社 1400円+税 |
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| 2004年、大河ドラマに見参! 何度かこのコーナーで新撰組関係の書籍を紹介してきましたが、来年は遂にNHK大河ドラマとして登場との事。 待ちに待っていた新撰組ファンの方は多いのではないでしょうか? 本書の著者である山村竜也氏は幕末〜明治維新期の人物研究家で、今回のドラマにおいても時代考証を担当なさっている方。 激動する歴史の奔流の中、幕末最強の剣客集団が如何にして産声を上げ、消えて行ったのかを時系列ごとに判りやすく解説した本書は正に【大河ドラマ・副読本】と呼んでも差し支えない出来です。 今回のオススメ度 ★★★★☆(以前このコーナーで紹介した新撰組関連書籍と併せて一読頂きたい。【壬生義士伝】の主人公・吉村貫一郎の名も散見出来ます) |
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松浦玲 岩波新書 740円+税 |
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| 新選組、千葉県西部を縦断す! 【新選組】と言うと、近藤勇・土方歳三の故郷である東京都多摩地区や、【試衛館】の所在地であった同市ヶ谷、実際に活動した京都・大阪、終焉の地である函館などが縁の地としては著名ですが、千葉県も縁ある地だって知ってました? 勝海舟・西郷隆盛の会談による、【江戸城無血開城】の前後の時期に市川国府台・東京都綾瀬近辺に結集していた旧幕府軍と合流し、流山〜宇都宮、そして会津・仙台を経て函館へと向かう訳ですがこの間に局長・近藤が刑死、土方は負傷、沖田総司は結核の為に隊から脱落している為、創設以来のメンバーは齊藤一・原田佐之助ら一部の者しか活動していなかったのですが。 習志野市のお隣、船橋市においても新政府軍と旧幕府軍との戦いが【市川・船橋戦争】として記録に残っていますから、隊士の内の誰かがこの辺りを訪れていたかも知れませんね(笑) 本書を読んでいて意外だったのは、【新選組最後の一人】が、つい60年程前まで存命していたと言う事実。 流石に創設期からのメンバーではありませんが会津戦争を経て維新を迎え、明治・大正・昭和と近世を生き抜いた【最後の侍】は時代の流れをどのように見ていたのでしょうか…。 大河ドラマにてスポットが当たるのは、恐らく隊が京都で活動した黄金期になると思われますが、【鳥羽・伏見の戦い】以降【函館戦争終結】までの期間まで押えてこそ、真に【新選組】を語れるのではないでしょうか? 今回のオススメ度 ★★★★☆(【新選組の謎】と比べ、ボリュームでは劣るものの、江戸無血開城以降のエピソードに触れている点に着目。本書第5章を読破後、崙書房刊・【市川・船橋戦争】に眼を通して頂ければより楽しめるかも知れません。) |
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233の鉄則 佐々木康之 翔泳社 1600円+税 |
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| うっぎゃぁぁぁ!! ぱ…パソコンが、私のパソコンが…火ぃ吹きました(驚)! 思えば10年前に中古品のパーツをかき集め、当時のスペックとしてはかなり高性能なマシンだったのですが、最近は不調が目立ち、騙しだまし応急修理を施しながら使用していたのですが、とうとう【お迎え】が来てしまったみたい…【新選組】のデータをフロッピーに移し替える作業に取り掛かろうとした瞬間、 【バヂッ!】 もの凄い音の跡に焦げ臭い匂い…どうやら配線が何処かでショート&発火したらしく、電源からパァ(泣)。 何より恐怖だったのは今まで苦労して入力した原稿が、一瞬にして取り出し不能&一部消滅してしまった事…ある程度のバックアップは取ってあったものの、テンプレートや入力したての原稿はまだ予備を作っていない段階だった為、正直青くなりました(T_T) クラッシュしたパソコンからデーターを取り出したり、修復する作業を破損したデータを沈没船に見立て【サルベージ】と言いますが、本書はそのサルベージの為の解説書。あなたのパソコンに万一の事が起こってデータに被害を受けた場合の簡単な応急措置が説明されているので、専門の方以外でもパソコンユーザーなら書棚に一冊備えておいた方が良いと思いますよ? 本書のお陰で私もなんとか【サルベージ】には成功しました…原稿提出は遅くなりましたけどね(TOT)/ 今回のオススメ度 ★★★☆☆(最近はサルベージ用のソフトも出回っておりますが、プログラム面の問題しか解決出来ず、今回の様なハード面のトラブルには対応出来ませんからねぇ…本当に助かりました) |

≪一冊入魂≫
第23回 『ロボットボーイズ』
| 『ロボコン』って? 先日『ロボコン』という映画が公開されていました。この作品のタイトルでもあるロボコンとはロボットコンテストの略称です。全国の高等専門学校が競い合うロボット競技大会で、映画『ロボコン』では主人公たち以外の高専は実際の高専生が演じていました。また主人公たちも実際に操縦しており、競技も全てワンカットで撮影されていた、まさに実戦さながらの作品でした。そのためでしょうが、観ていた私もず〜〜っと競技シーンでは緊張してましたし、優勝決まった瞬間は一緒にガッツポーズとってましたね(笑) 今回紹介する『ロボットボーイズ』はその映画『ロボコン』と同じ時間に他の場所で活動している高校生のお話です。最初はひとりで始まったロボット部。その後の展開については本文で。 そうそう、本作には映画『ロボコン』のメンバーもゲスト出演しています。映画のキャラクターそのままです。何処に出ているかは実際に読んでお確かめくださいませ。 |
| ロボットボーイズ 七月鏡一+上川敦志 小学館 1巻まで 390円+税 |
| まずは簡単な作品紹介から。 ひとりの少年が街を急ぐ。手には大事そうにカバンが抱えられている。到着した場所に意気込み新たに入っていくその少年。その場所には『ロボット競技大会』の看板が掲げられていた。 彼の名は迫水天馬。去年まで女子高だった高校に通う数少ない男の子のひとり。その彼はひとりでロボット部を創設し、ロボット競技大会に挑戦し続けている。ただ連戦連敗の日々が続き、無敵の連敗王と呼ばれるある意味有名人。だが彼のロボットにかける情熱はそんなことで冷めることはなかった!今日も教室の片隅で機械いじりの日々は続くのでした… 主人公の天馬は学校でも変人扱いされているようで、幼なじみの女の子をはじめとして、同じ少人数の男子生徒からもちょっとバカにされている様子です。ただ本当にめげることを知らないっていうのでしょうか、ロボットっていうものが本当にただひたすらに好きなんでしょう。放課後もひとりロボット部の活動を続けています。 そんな彼のクラスメイトの男子の星沢にもかなりキツイことをいわれてしまいます。少し言い過ぎたと反省した星沢が天馬の元に再び戻ってきたとき、彼が目にしたものは天馬の作ったロボットが3歩だけ歩いた場面でした。言い過ぎてしまったことを謝りながらも、やはり無理だろうと慰めの言葉をかけた星沢に対して天馬は初めて3歩も歩けた喜びではしゃぎまわります。そんな彼を見た星沢は天馬に徐々に惹かれていきます。 まさに天馬の情熱が周りを惹きつけていったはじまりでした。この後の展開はお気に入りシーンのほうで。 |
| 超私的お気に入りエピソード 無駄な努力 P.37〜60 |
| 星沢は天馬の行動を疑問に思い始めます。あんなに周囲の人からバカにされているのに何であんなに楽しそうなのだろうかと。何故なら彼は自分の才能に限界を感じていて、努力することを諦めかけていたからです。何事も程々が一番、頑張りすぎず、目立たず、バランス良く、全てを適当に。そう思っていた彼にとって、天馬の姿は苛立ちの原因となっていました。 その日の放課後、彼は天馬の姿を捜します。彼は西グランドの部室棟の裏側にあるボロ小屋にいると教えてもらいます。恐る恐るロボット部室に近づくと中から悲鳴が聞こえてきます。 中をこっそり覗くと床に転がってしまったネジを取るのに苦戦している天馬の姿が。突然覗くのに使っていた土台が崩れ天馬に気付かれてしまった星沢に天馬はこう声をかけます。 『あのさぁ…星沢も一緒にやってみない!?』 嫌がる彼を何とか頼み込んで今日1日だけ一緒にやることになりました。 天馬が取り出したのは100円ショップで売っているようなプッシュライト。星沢は天馬の指導のもとライトを解体し、ギアボックスなど次々と取り付けていきます。けれど天馬は星沢に聞かれても何を作っているのかは教えてくれません。ただあれこれ考えずにやってみようというだけでした。 次第に夢中になっていく星沢。しだいに日が暮れ始めてきます。ようやく完成したロボット。天馬は照明のスイッチを消し、ロボットの上のカバーを押すようにいいます。すると!突然パッと明かりがつきプッシュライトが走り始めます。驚く星沢。彼に付き合わせてしまってすまなかったと謝る天馬。少しの沈黙の後、星沢はこう呟くのでした。 『あ…あのさ…僕にも…僕にも出来るかな…ロボット…作り…』 ニコッと微笑みながら天馬はこう答えるのでした。 『もちろんさ。』 その時いままで何に対しても諦めてきた自分が少し変われるかもしれないと思えた瞬間でした… やっぱり少年マンガはこうでなくちゃね! |