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2000年9月
ダーティ・ホワイト・ボーイズ(スティーヴン・ハンター) 聞き書き ある憲兵の記録(朝日新聞山形支局)
メタモルフォセス群島(筒井康隆) 男は黙ってスポーツカー(吉田匠)
クルマの達人(山口宗久) (チャールズ・ダンブロジオ)
大予測 日本経済これから5年(日本経済研究センター) ビジネスマンのためのIT用語ハンドブック(大和総研情報技術センター)
細野真宏の「株」「投資信託」「外貨預金」がわかる基礎の基礎講座(細野真宏) マウンドの記憶(平山譲)
超節約レシピ(テレビ朝日 編) へんてこな動物(川端裕人)
超ごくらくパソコン宅建塾2000(佐藤孝 監修) 5万円で組み立てるインターネット対応パソコン
(内田勝利 監修)
超私的まんが道
月の子(清水玲子) 花咲ける青少年(樹なつみ)
エデンへおいで(猫山宮緒) .


生まれてこのかた、闘ってばかりいる。状況はいつも、こっちに分が悪い。だが、そんなのは問題じゃない。おれは男だ。やるべきことをやるまでだ。なんだって切り抜けられる。
ダーティ・ホワイト・ボーイズ

スティーブン・ハンター 公手成幸 訳

扶桑社文庫 874円+税
スティーブン・ハンターといえば、スナイパー<{ブ・リー・スワガーのシリーズが最も有名。実はこの本、同シリーズの一部かと、かん違い≠オて買ってしまったのです。こっそり返品したろうかな……と思いつつ少し読んでみると、けっこう面白い! この本を(うかつにも)手に取った私はひょっとしてゴッドハンドの持ち主?

内容はいわゆる冒険小説というか犯罪モノ。でもノワール≠ニ呼ぶにはかなりワイルド。
例えるなら、真夏の太陽の下、渇いた風の中、汗と砂ぼこりとガンオイルと硝煙の匂いの中で、ガソリンバカ食い≠フアメ車のアクセルを床まで踏みつけるような感じ……本当こんな感じです。

主人公はライオン<宴}ー・ジェイムズ・パイ。こいつが本物の悪党。その従兄弟で、巨漢にして幼児の精神の持ち主オーデル。元美術教師の軟弱<潟`ャード。ラマーの愛人ルーターベイス・タル。
彼らを追うのは、ハイウェイ・パトロール巡査部長バド・ピューティ(つまりお巡りさん。刑事ではないのだ!)
みんないいキャラしてます。

この手の小説をあまり読まれない方も多いと思いますが、いつかためしに読んでみて下さい。

作者の力量はもちろんですが、訳もピッタリで、ストーリーに強い香りを持たせています。








二日目もひどい拷問が続いた。指南役の伍長は、どこからか焼きゴテを探して持ってきていた。これをストーブで焼け、という。「赤くなるまでだ」と、次の場面を予想して躊躇する土屋に付け加えた。男を留置場から引き出し、上着をはがし、背中をむき出しにした。赤く焼けたコテを男に見せて脅し、自白を強要するのか、と土屋は思った。ところが違った。伍長はいきなり背中に押しつけた。ジューッという音と、煙、それに激痛に思わず口をついた男の叫びがあがった。と同時に、何ともいいようのないにおいが部屋にも充満した。「お前の本拠はどこだ。仲間は? 言え! 言わないか!」伍長は、怒鳴りながら何回となく男の背中を焼いた。
聞き書き ある憲兵の記録

朝日新聞山形支局

朝日文庫 466円+税

実話です。

そして、
これを経験し、自分のこととして語ったひとが実際にいる、ということです。

上の引用は彼が憲兵になりたての頃の話。≪これは何だ。この伍長は鬼だ。そうでなければ、こんなむごいことはできまい≫と、そのときには思っていた土屋芳雄が、のちに

≪直接間接に殺したのは 328人、逮捕し拷問にかけ、獄につないだのは実に1917人≫
という「優秀な」憲兵に変貌していく。

ちなみに焼きゴテを当てられていた男がどうなったかといえば、

≪「張文達、33歳、近くの農村から買い物に来ただけ」ということ以外、何の自白も得られなかった。……かといって、拷問によって半死半生になっている男を、このまま釈放するわけにもいかなかった。≫

≪こういう時の処分で悩むのは、土屋のような新米憲兵ぐらいである。……仕掛けがあった。……平陽鎮にいた満州国軍歩兵十五師団の日系軍官である中尉が訊ねてきて、男を連れて行った。「日本刀の試し斬り」だった。男が墓地で首を落とされるのを土屋も見た。≫

土屋芳雄は1911年生まれ。1931年に入営。(主にチチハルにて)憲兵として働き、1945年の終戦後シベリア抑留を経て、中国に引き渡され、1956年帰国。

彼が自ら語ったものを朝日新聞山形支局が「聞き書き」としてまとめた(1984年)。

別の本「戦争と罪責」(野田正彰 岩波書店)によれば、故郷に戻った彼は大勢の人に迎えられ、

≪一言お礼の挨拶をした。「関東軍の憲兵として、中国の人々に悪いことをしてきた。心から反省している」と。ところがその後、「あんたの言うこと、分からん」と村人たちに言われた。平和になったが、日本は変わっていなかった。恰好だけはよくなっていたが、昔とまったく同じだった。変わったのは自分だけだった。≫

≪土と共に生きる暮らしにもどりながら、土屋さんは反戦平和の運動を続けてきた。……頼まれると学校、労働組合、市民集会など、どこにでも出かけていって講演してきた。≫(前掲書)

そして、
≪かつて憲兵の鑑であり、チチハル憲兵隊の12年を知る彼の証言に対する嫌がらせ、抗議も激しかった。とりわけ、84年8月5日、『朝日新聞』に「戦犯の実録──半生の悔悟」の手記が大きく紹介されると、元憲兵たちを主として多くの抗議文、嫌がらせの手紙が送られてきた。≫(同書)

そういう本です。

人間はなんでもする。








会社から帰ってくると、警官隊が家を取り囲んでいたので、おれはびっくりした。


おれのような真面目なサラリーマンに、そんなことができるわけがないとでも思うのか。真面目なサラリーマンがどれほど凶悪なものか、思い知らせてやるぞ。
メタモルフォセス群島

筒井康隆

新潮文庫 438円+税

傑作短編集。


会社から帰ってくると、警官隊が家を取り囲んでいたので、おれはびっくりした。


脱獄囚が「おれ」の家に立て籠り、妻と子供を人質にとっていた。小古呂という脱獄囚は自分の妻と子供を連れてくるよう要求していた。

そこで「おれ」は小古呂の家に行き、同行してくれた警官を殴り倒し、なんと小古呂の妻と子供を人質にとって立て籠る。

「おれ」は電話で小古呂と話す。「おれ」の妻と子供を解放し、警察に逮捕されるようにいう。つづけて、

「そんなことはできないっていうのなら、お前の餓鬼を殺す。それから、お前の女房を強姦する」
「き、き、き、貴様はなんという凶悪なやつだ」と小古呂が叫んだ。「そんなことをしたら、殺人罪だぞ。強姦罪だぞ」
「その通りだ」けけけけけけ、と、おれは笑って見せた。「おれのような真面目なサラリーマンに、そんなことができるわけがないとでも思うのか。真面目なサラリーマンがどれほど凶悪なものか、思い知らせてやるぞ」

ここまででも相当にすごいけれど、
このあとがもっとすごい。

この、とんでもなくエスカレートしていく冒頭の「毟りあい」から、爆笑の連続が最後には凍りつくことになる表題作「メタモルフォセス群島」まで強烈全11編









男は黙ってスポーツカー

吉田 匠

双葉文庫 619円+税
著者の吉田さんは、二玄社の「CAR GRAPHIC」での編集記者を経て、現在はフリーのジャーナリストに。本のタイトルからして、車大好き(あたりまえか?)のお人柄。最初から最後まで車漬けのこの本は本当に車好きでない方にはオススメできません(そーいえば、新刊で出版された時はあまり売れなかった様な気が……)

イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、日本の数多くの名車(スポーツカー)が、その車の歴史から、実際にステアリングを握った時のフィールまで、著者の思い込みで紹介されています。(こりゃ興味のない人は読まないですね)

この本に採り上げられている車のうち、私の好みはミニクーパー・モンテカルロ・ラリー・バージョン、シェルビー・コブラ427(マッスルボディーの美しい野獣です)、TVRのグリフィス(キミーラも○)。フランスでは、アルピーヌホンダのビートも軽ですが、本当に良い車です(リアのデザインが悪いのはホンダの伝統か?)。イタリアは言うまでもなく名車の宝庫。フェラーリ勢はもちろん、ルファロメオSZ、古いとこではフィアット500(チンク)、ランチアストラトスターボ、ランボルギーニ・ディアブロ……とにかくバカッ速くて、カッコ良さ重視、あとは二の次、というのは、やはりお国柄でしょう。

それでも、例えば、トヨタ2000GT、あるいはアメリカの車(マスタングコブラ……大好きです。ダッジヴァイパー……元がトラックのエンジンという所がビックリ)が載っていないのは残念ですが、これは乗ったことのない車は書けん! という著者のポリシーでしょうか。車好きな方、いつかあの車に……という野望をお持ちの方にオススメします。









クルマの達人

山口宗久

双葉社 1500円+税
クルマ好きですか?

私は大好きです。っていうか、動くものは何でも好きかも。

この本の副題は

エンスー御用達 自動車職人21人の技と心


エンジン・チューンの達人、タイヤの達人、輸入工具の達人等、その分野ではトップのクラフトマンへのインタビュー集です

こんな人達がいるから、車は単なる移動の手段だけでなく、文化にまでなったんだなぁと思える一冊です。

また、達人たちのいる店舗の住所、地図、電話番号、営業時間、定休日も紹介されていますので、興味のある方は一度訪れてみてはいかがでしょうか?










そういえば、初夏のある夜、ぼくは彼にこんなことを言った。浮気したっていいじゃないですか。ルーシーといて不幸ならば、浮気したっていいんですよ。彼は、そう思うかい? と言った。それでぼくは、もちろんですよ、浮気すればいいんです、と言ったのだ。
もちろん、このぼくが何を知っていたのかと疑問を抱く人もいるだろう。たかだか13歳のぼくは、女の子と一度もキスしたこともなかった。でもぼくには、クラッチフィールドさんをけしかけたところで失うものは何もなかった。彼は酔っぱらっていて、苦い思いを抱いていた。そしてぼくにとって、そうすることが任務だったのだ。彼を家まで送り届け、あまり思いつめないようにさせるのがぼくの任務だった。


チャールズ・ダンブロジオ 古屋美登里 訳

早川書房 2300円+税
……夢から覚めると、シーツにこびりついた砂の感触と、居間から聞こえてくるさざめきが気になってちっとも眠れないまま、ぼくは暗闇のなかで寝返りをうっていた。するとドアが開いて、そこから差しこんできた細い光で一瞬目がくらんだ。パーティはまだ盛りあがっていた。明かりに目が慣れると、開いたドアの隙間から、光のなかでたゆたう銀色の煙と、そのなかで動きまわる人々の影が見えた。

その光のなかから、母親が彼のもとに来ます。

「ママは酔っぱらっちゃった。ふらふらよ」
「だいじょうぶだよ」とぼくは言った。母さんはぼくに酔ったことを打ち明けるのが好きだった。でも、母さんがぐでんぐでんに酔っぱらうのは毎度のことなので、ぼくはいちいち気にかけなかった。この手のことではプロだ、とぼくは自認していた。「パーティなんだもの」うちとけた調子でぼくは言った。「楽しんだらいいよ」


彼女は酔っぱらった女性客を家まで送るよう、彼に頼みます。いつも彼はこうして客の誰彼を家まで送っていくんです。彼の暮らしている岬のひとたちを、夜中に。

岬の人たち全員が理性を失くした飲んだくれというわけではなくて、そうではない人たちもいた。自分が飲める量を正確に見きわめ、飲んだ量を冷静に判断できる人たち、…………そうした人たちはぼくの母さんによそよそしかったし、毎週開かれるどんちゃん騒ぎにやってくることはなかった。岬のひとたちはふた通りに分類できた。──公明正大で無難に人生航路を歩んでいる人たちと、すぐに転覆する、母の友人たちとに。

「ぼく」は母親とふたりで暮らしているんです。父親のことが最初からちらちら話には出ますが、気になるところではあります。

それにしても、彼はほんとうに
「この手のことではプロ」なんですね。
彼は実にいろんな大人たちを見てきました。酔っぱらってだらしのなくなった大人たちです。彼はなんとか彼らをあやしていかなくてはならなかったんです。

彼はたとえばこんなことをいいます。

夫が亡くなって、ルーシーは自分たち夫婦がとても仲がよかったという神話を広め、誰もがそれを信じたけれど、ぼくには嘘であることがわかっていた。クラッチフィールドさんは結婚生活がとんでもない失敗だったと思いこんでいた。自分を責めたのは、そうするしかなかったからかもしれない。そういえば、初夏のある夜、ぼくは彼にこんなことを言った。浮気したっていいじゃないですか。ルーシーといて不幸ならば、浮気したっていいんですよ。彼は、そう思うかい? と言った。それでぼくは、もちろんですよ、浮気すればいいんです、と言ったのだ。
もちろん、このぼくが何を知っていたのかと疑問を抱く人もいるだろう。たかだか13歳のぼくは、女の子と一度もキスしたこともなかった。でもぼくには、クラッチフィールドさんをけしかけたところで失うものは何もなかった。彼は酔っぱらっていて、苦い思いを抱いていた。そしてぼくにとって、そうすることが任務だったのだ。彼を家まで送り届け、あまり思いつめないようにさせるのがぼくの任務だった。

どうです? 彼はなんと13歳だ! 

また、

ある年齢になると、人の生活の真ん中にブラックホールが出現して、何もかもを吸いこんでいく。その濃密な負の空間がそこにあると気づくのはかなり時間がたってからで、気がついてもなお、それまでと同じ生活をし、もがき、金を稼ぎ、子どもを何人か産み、人生を浪費し、ブラックホールなんか見あたらないふりをし、絶対に直視しようとしない。……逃避しようとして飲んだとき、その存在をますます強く意識するのだ。ともかく、この法則を発見したとき、宇宙飛行士が宇宙を間近に見たときのように、真理を理解したと思った──そして、酔っぱらいたちが考えすぎて精神的なバランスを崩し、ブラックホールのなかに落ちこんでしまわないようにする、というのがぼくの方針になった。家に向かっているんですよ、とぼくは酔っぱらいたちに言う──ただ家に向かっているだけなんです、と。

う〜ん……これが13歳の少年の語ることなんです。

さて、今夜彼が送っていくのはガーニーさんという女性です。
彼女はかなり酔っています。どんなふうに? こんなふうに。

「こんな暗い夜にセックスしたら、38歳と40歳の違いなんてわかりゃしないわよ。50歳でも! 60歳でも!」彼女が放り投げた煙草が、弧を描いて丸太にあたり、金色の火花がぱっと散った。「ちくしょう、どこに行くんだっけ?」
「家に帰るんですよ、ガーニーさん。しっかりして」
「死にたい」


これはまだ序の口です。

そうして、彼──13歳の彼──はこうもいいます。よ〜くきいてください。

「カート」ガーニーさんはぼくを見上げていった。「わたしきれいだと思う?」
ぼくは手にしていたサンダルを持ち替えた。まず、ぼくがなんと答えたかを先に言っておこう。それからどうしてそう答えたのか説明しようと思う。ぼくは「ええ」と言った。しかも間髪を入れずに。どうしてそうしたのか? ぼくが思うに、即答されない質問というものは沈黙のなかにまぎれていき、決して答えが返ってくることはないからだ。そしてその質問はブラックホールに吸いこまれる。ぼくにはそれがわかっていたし、即答することでガーニーさんの心の隙間を埋め、問いと返答とのあいだに生じる間の悪さを埋めることができるとわかっていた。ともかく彼女は酔っていて、吐きそうで、震えていて、愛されておらず、砂の上に座って、ぼくに──子どもにすぎないこのぼくに──きれいだと思うかと訊いていたのだ。「ええ」と答えたところで、罰はあたらないだろうし、たとえ本心からでなくとも、そう答えるにはちょっと息を吸いこむだけで事足りた。だから、曖昧さやためらいを押しのけて、即座に、間髪を入れず答えたのだ。
「ええ」と。


こんなふうに、彼はこの夜も任務を果たそうとするわけですけれど、まあ、とにかく読んでみてください。13歳で彼のように世界を認識しなくてはならないってことは非常な不幸じゃないでしょうか? 彼のなかで、なにかが死んでしまっているんです。これは「賢い」なんて感心している場合じゃないんです。小説の最後にこの少年がなにを語ることになるのか、よく耳をかたむけてみてください。

さて、この短編集ですが、他の作品もかなり上質です。なんというか、全体にとても静かなんですね。なにかこう、誰ひとりわあわあ金切り声をあげるっていう印象がないんです。私がなにをいいたいかっていうと、世のなか金切り声ばかりの作品であふれかえっているんじゃないかと思っているわけです。そんななか、こうも静かな作品を書くことのできる作家の才能はかなりのものだといいたいんです。いいですよ、実に。

別のところでもう一度この短編集を紹介してもいますから、読んでみてください)











大予測
日本経済これから5年


日本経済研究センター 編

日本経済新聞社 1600円+税
不透明な日本経済の先行きを、
地道なデータ分析と冷静な判断で大予測。

今後の日本を左右するIT産業をはじめ
ビジネス・産業もビジュアルにやさしく解説する。

日本経済の5年後の姿が見える、経済予測の決定版!












ビジネスマンのための
IT用語ハンドブック
(これだけは知っておきたいIT用語459)

大和総研情報技術センター 編

翔泳社 1500円+税
最近の新聞記事に氾濫するIT用語の意味を正しく理解したいと考えているビジネスマンのために、その用語が

ビジネスを支えるシステムのなかでどのような機能を持っているのか、

その機能はどのように実現されているのか、

ビジネス・社会はどのように変化していくのか

を、テーマ別・キーワード別にわかりやすい紙面構成と豊富な図版で解説。

ITの全貌が体系的にわかった、わかった気がしていることが、本当にわかる! 絶対わかる! IT時代のビジネスマン必携の書。











細野真宏の
「株」「投資信託」「外貨預金」が
わかる基礎の基礎講座


細野真宏・マネー経済プロジェクトチーム 編

講談社 1300円+税
「日本一わかりやすい説明」で大好評のあの細野真宏が解説。
日本一わかりやすい「おカネ」のふやし方講座!

第1章「株」「投資信託」「外貨預金」の基礎の基礎講座
 Lesson 1 @ 株って何?
         A 投資信託って何?
         B 外貨預金って何?














黒木知宏、17連敗の向こう側へ
マウンドの記憶

平山 譲

毎日コミュニケーションズ 1800円+税
1998年、ロッテは、
日本新記録となる17連敗を喫した。


負けることに馴れてしまったチーム。そのなかで、

黒木はストレートを投げつづけた。

チームのため、ファンのため、
傷つきながら、

黙々と投げつづける男の勇姿があった。

そんな熱い男が、
敗北と挫折を繰り返しながら成長していく……、

その過程を描いた感動の作品です。










いきなり!黄金伝説
超節約レシピ50
1ヶ月1万円で生活するアイドルへ

テレビ朝日 編

テレビ朝日 750円+税
テレビ朝日「いきなり!黄金伝説」見たことないですか? 
この本に載っている数々のレシピは、
「1ヶ月1万円で生活するアイドル」
なるコーナーで、実際に作ったもの。

光熱費+食費で1万円
という生活をするわけで、

とんでもなく貧相な料理ばかりと思いきや、

レシピの写真を見れば、

へえ、工夫次第でなんでもできるのだ!

料理自慢の奥さんもぜひ一度手にとってご覧あれ! 
そこは素晴らしいアイデアの宝庫!









へんてこな動物

川端裕人

ジャストシステム 1500円+税
なんだ、こりゃ? うわ、ちっちぇー!なになに? どうなってんの? なんやねんこれ?キャーかわいい!なんかこっち見てるよとぼけとんなー
ウルサーイ!!
へんてこな動物で悪いか!!











超ごくらくパソコン宅建塾2000

佐藤 孝 監修

週刊住宅新聞社 13000円+税
◎今年もこの商品が売れる季節が巡って参りました(笑)。
今から3、4年位前に期待半分で仕入れた商品だったのですが、高額ながら予想以上の回転率を示した為、秋の定番となった一品です。

解説モードでは、音声と動画の組み合わせによって、解り易く講習を。又、テストモードでは収録された問題の中からランダムに出題され、模擬試験として、何度でも繰り返せる。

パソコンをお持ちの宅建取得志望者にはイチオシです!

今回のオススメ度 ★★★★☆(CD3枚組みとwindows版のみと言うのが残念)
                   ただいま当店にて体験版CD無料配布中!












プラモデル感覚でつくれる
5万円で組み立てる
インターネット対応パソコン


内田勝利 監修

IDG 933円+税
◎最近、高性能で安価なパソコンが、一杯出まわってます。それこそ、自作PCのメリットを脅かす勢いで。でも、自作派の原口は、既製品ユーザーにヒトコト言いたい。「やっぱ、自作がイイって!」ホント、余計なソフトはいらないし、自分の目的に合ったマシンが作れるから、自分のミスさえなければより安価、高性能機にカスタマイズも可能!最近は外側のケースも種類が増えたし(ペンギン型はおろか、わんこ型・ニャンこ型まで・・・)、部品自体も新規メーカーの参入、新テクノロジーの導入で値下がり傾向にあり!この機会に、本書を見ながら、「世界で一台」きりの個性的なマシン、作ってみませんか?
  今回のオススメ度 ★★★★☆(ハードウェアとしてのPCにも詳しくなります)









第2回 LaLa(白泉社)

当店で開催していました「LaLaコミックスフェア」

LaLa編集長へ一言<mート

にご協力いただき、ありがとうございます。一般的に「面白い」「売れてる」とされている作品はもちろんのこと、みなさんそれぞれの強い思い入れのある作品について熱い気持ちが伝わってくる一冊となりました。

このノートは9月上旬に白泉社へ郵送し、編集長の手に渡っています。

作品のCDドラマ化や、最近見ない作家の復活といった形で、近いうちに、みなさんの意見が反映されることになると思いますので期待していてください。

さて、今回は昭和堂コミックス担当の
「超私的『LaLa』論」です。

「LaLa」
掲載の作品は、新旧問わずたくさん読んでいますが、そのなかでも個人的なオススメ作品を3点だけ選んでみました。

他の作家・作品は今後だんだんに紹介していきます。




月の子

清水玲子

白泉社
コミックス全13巻 各390円+税
 文庫版 全8巻 570〜610円+税
『LaLa』掲載作品を一番最初に読んだのが、清水玲子先生の『輝夜姫』でした。それから先生の他の作品も追いかけるようにして読んで、全体を見渡してみると、

清水玲子作品で個人的にイチオシなのはこの『月の子』です。

人魚伝説をモチーフにして、
主人公アートとベンジャミンが苦悩の末結ばれていく姿は涙モノ
です。

特にベンジャミンの三つ子の姉妹セツの生きざまは作中人物のなかでも一番せつなく悲しいものだと思います。

最近『輝夜姫』を読んでファンになったひとは是非この作品も読んで下さい!


※ 清水玲子 著作集
    『パピヨン』全1巻
    『MAGIC』全1巻
    『WILD CATS』1巻まで
    『輝夜姫』16巻まで
    『ジャックとエレナ』シリーズ 
                        他




花咲ける青少年

樹 なつみ

白泉社 コミックス全12巻 各390円+税
清水玲子先生にハマってしまった私が、次に手を出していったのが
樹なつみ先生
でした。

最初に『八雲立つ』から読んでいったのですが、
個人的にはこの『花咲ける青少年』をイチオシにしたいと思います。

内容的には大富豪令嬢花鹿≠フ花ムコ探しといった単純なものですが、
その相手が王国の皇子だったり、大財閥の御曹司だったりで、


ストーリー展開は全然あきさせません!

一条ゆかり先生の『有閑倶楽部』(集英社)が大好きというひとは
こちらも読んでみてはいかが。


※ 樹 なつみ 著作集
    『マルチェロ物語』コミックス全2巻 文庫版全4巻
    『朱鷺色三角』コミックス全5巻 文庫版全3巻
    『パッション・パレード』コミックス全6巻 文庫版全3巻
    『エキセントリック・シティ』全1巻
    『八雲立つ』13巻まで
    『OZ』全4巻
    『獣王星』3巻まで
                        他




エデンへおいで

猫山宮緒

白泉社 コミックス4巻まで 各390円+税
最近『LaLa』本誌は
中堅・新人作家がたいへん元気のある作品を多数産み出しています。

たとえば、


『目隠しの国』筑波さくら
  
『あかく咲く声』緑川ゆき
『お迎えです。』田中メカ
  
『B・B JOKER』にざかな
『キス』マツモトトモ

などなど、挙げればキリがないほど良作が揃っています。

その中で現在イチオシなのが、


猫山宮緒先生です。

『エデンへおいで』
は、

その後に描かれた
『上海特急』『フライング・ドラゴン』のベースとなっている作品で、

主人公三浦七海の劇的成長には要注目です

ひとつ残念なのは、ちゃんと完結していないことです。

いつの日かキチンと完結させて欲しいです。



※ 猫山宮緒 著作集
    『今日もみんな元気です』全6巻
    『上海特急』1巻まで
    『フライング・ドラゴン』1巻まで

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